島根県浜田市が元藩主の甲冑購入
毎日新聞によると、------------------------以下(一部加筆)
島根県浜田市黒川町の浜田郷土資料館で、
浜田藩主のよろいかぶとを初めて展示する「浜田の大名甲冑展」が
8月5日まで開催中だといいます。
浜田藩は、2、4期が同じ大名家ですが、
江戸幕府の命によって四つの大名家が5期にわたり統治したといいます。
江戸は計18代続き、7、11代が同一人物で17人の藩主がいました。
これら藩主の甲冑は三つ確認されていましたが、同市内にはなかったといいます。
平成23年に浜田市は、4家の一つ、
松平周防守家にゆかりがある個人から
6代・康豊の甲冑を購入し、今回初展示しています。
その甲冑には、家紋が細密に刻まれていて、
浜田市教委は「美術品と言え、まさに大名甲冑」と評価しているといいます。
「浜田の大名甲冑展」では、
浜田市が所有する同家の祖、松平康親の甲冑も13年ぶりに公開しています。
松平康親は「関ケ原の戦い」以前に死亡しましたが、
徳川家康方で活躍し、家康の信任を得た武将で、
その甲冑も厚い鉄板を持ち実戦向きでシンプルな作りだといいます。
装飾品的な大名甲冑と、
戦陣を駆け巡ったであろう甲冑を見比べられる展示となっているようです。
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浜田郷土資料館(0855・23・6453)
オリジナルのホームページはないようです。